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豊かさと感動の源泉は自己理解と周辺理解と感謝から
2025.07.10
豊かさと感動の源泉は自己理解と周辺理解と感謝から
豊かさと感動の源泉は自己理解と周辺理解と感謝から
世の中は いろんな人・事象で出来ています。
生きているのは自分だけではありません。すべて学びであり、すべては糧。すべては自分の気持ちの置き方次第です。
ワンダーストレージホールディングスは第14期が終わり、私、佐藤 肇祐という人間も齢45歳になりました。
ひとえに、人生を通じわかりやすく乗り越えて強くなれる苦難を与えてくださった神様(無宗教でもうしわけないですが他に例えがないので・・・)、たくさんの人との出会い、そして仕事につながったり・つながらなくても応援して協力してくれる方々とのご縁、そして今の状況につながっていった運。そして何事にもきっちり立ち向かっていった自身を誇りに思うことに最近しました。
すべてが今の45歳の私を形作っています。
語る気はそうないですが、まあまあ大変な人生でした。
こんなに自身の進む道、やっていきたい道を妨げられる人生もなかなかないのではないでしょうか?という人生でした。
選択肢がないということの辛さは身に染みてわかります。そして、脆弱な自分の力では乗り越えられない幼少の環境も痛感してきました。理解されない、だからこそ世界は全て自分の敵でした。
たくさんの大人に迷惑をかけまくった自覚もあります。支えてくれた大人、突き落とした大人、嘘をついて保身に走った大人・・・たくさんの大人を見てきました。結果、少年期で完全に大人という生き物は自分の人生に責任をとってくれる人はいないが偉そうにこっちにいけ・あっちにいけと言ってくる存在という認識になりました。
学校はもっとも苦痛の場所でした。なぜ時間の大半を話の合わない、人生を共に生きるわけでもない人間と一緒の空間にいなければならないのだろう?と死ぬほど思っていました。友人がいる・いないとかに価値は感じませんでしたし、究極行動を妨げられる・挑戦をさせてもらえない環境に苛立ちしかありませんでした。先生たちが仰るような社会性・普通・一般というなら俺にはそれはいらねーよ!っていうやりとりが当時の私にとっての大人の方々とのやりとりでした。
社会にでると、なにも経験のないなか、先輩方にいいようにやられました。でも、2年でそれをやった全員を抜いてやりました。社会は結果が全て。その環境の上司先輩に揉み手をする必要はないと考え、本当に自分の学びになる方を全国電話かけまくりしこたま探しました。そして、信じられないポジションを与えられたくさん挑戦させてもらいましたが、いいところで北海道に戻らなければならない環境を親にぶつけられました。戻る決断をしたのは自分ですが、この時点では理想や理念、生き方も固まってなかったのでしょう。とても苦しく、周辺環境を死ぬほど憎みました。国家のあり方まで憎んだ覚えがあります。
そして全部失い14年前の5月11日に法務局の前に立つ31歳になりたての私。30代からはアウトプット。自分は諸事情で一年遅れたが、これからはリスクをとり、死ぬほど巻き返す!なんでもやる。世の中の当たり前は当たり前じゃない。なんなら俺がみんながハッピーになるように変えてやる!と何もないくせに大きな覚悟を持ったのを覚えております。
この時に、自分の事業は 「インフラ」 をつくる事業をやる!と決めました。
創業時の口座に800円くらいしか入ってないくせに、プラットフォームの地図を設計し、社会課題の解決をどう最小コストで利益最大化していくか?業法の変革にまで手を伸ばせる力をどう持つか?俺みたいな選択肢が削られる子供にどう未来をみせていけるか?
本気でそう思って事業を行いました。
創業してから今までも沢山騙され、役員や従業員に裏切られたり、お金に手をつけられたり沢山してきました。とっても気持ちが痛いことだらけでしたが・・・今は存在すら思い返すこともありません。おそらく自分が甘かったのだと思います。感情と問題を分けることができていなかった。それが故に共創・共闘してくれている人たちに迷惑がかかった。今もまだ先が長いけどこういう悔しい・悲しい感情は反省となり、再発をしないような仕組みづくりにシフトしていくことになりました。
上記を鑑みて、私の人生は短期的に見ると悲劇なことが多いかもしれません。しかし、長期的に見るとかならず喜劇になります。創業時から長く働いてくれている人たちと昔を思って、今はこんな大きな会社になってすごいよね!って話を涙浮かべながらできますし、新しく入ってきた血気盛んな若者たちもとにかく聞きたがります。
人生がおそらく後半戦に入ったのでしょう。
すべてに感謝できるようになってきました。
すべてが自分ごとなので愚痴を言うこともないですし(言いたいけどw)
仲間と共に社会課題をどう事業モデル化していくか?というディスカッションができること、そういう時間を今後ももっていけることがこんなに幸せだなんて夢にも思いませんでした。
私は、人見知りで凝り性の飽き性。過ぎたことは消え去る。前しか向けません。だから誤解されることも多々ございますが・・・。これからも人生を共にしていく皆様に好きでいてもらえるように自分の人生を生きていきます。
今日も楽しく。後悔のない人生を。
航海前夜の気持ちで。

佐藤 肇祐Sato Keisuk
ワンダーストレージホールディングス株式会社
代表取締役 兼 CEO
株式会社セブンブレンチ 代表取締役