社長室

当グループは、4月末をもって第10期目の決算を迎えました。
年商は去年の14億から約21億円にまで向上しました。この成長はひとえに皆様のおかげであると思っております。ありがとうございました。

とはいえ、拡大するということは、「先行投資」・・・つまりお金を先に出して、ビジネスを構築し、お金を稼ぐ体制をつくり、先行投資したお金を少しずつ回収していきます。
業態によっては10年で回収するものもあれば一瞬で回収するものもあります。我々が、グループ経営しているのは、一瞬で回収するビジネス（売った買った）や10年で回収するビジネス（人財やノウハウを積み上げて構築してインフラ化していく）をポートフォリオ化して、安定した経営基盤をつくるためです。

会社の成長が早い会社だと、事業とともに「新しいポジション」がつくられます。それは管理職だったり、新事業に関わる職種だったり、スペシャリストだったり、様々です。
でも、停滞している会社だと、これがありません。ポジションは空きません。増収しなければ、昇給の原資もありません。マーケットの他社に抜かれ、倒産リスクも高まります。「拡大」するということは、それだけ企業の成長や個人の家計に大きく影響します。

私は、企業の成長というものに、大きな意義を感じています。会社は社会のもの、働いている皆さんのもの、ステークホルダーのもの・・・決して佐藤家のものではないし、役員のものではない。会社はみんなのものだし、みんなで創るものだと思っています。

だから、自分のおかれている環境が不遇だったとしても、それは自分の心持ちにあり、乗り越えられるものです。

ワンダーストレージHDは、他社様より、みなさんに平等なチャンスがある会社だと信じて経営しています。
自身のポジションは外的要因ではありません。「目指す覚悟があるかどうか？」です。一生は一回しか有りません。どうせどうせと迷うくらいなら、今日から何かを変えてみませんか？