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2023.01.13

年頭所感

 みなさん。明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いします。
 さて、新春号ということで、早速書くことが思いつきません(爆笑)
 やりたいことが多すぎます。会社もプライベートです。ワンダーストレージホールディングス以外にも地域経済のためだったり、産学連携になる活動もやり始めました。
 今言えるのは、本当に時間が足りません。申し訳ありませんが、アポイントの半分はお断りさせていただくくらい、空き時間がありません。この社内報をみているパートナー企業の皆様…本当に申し訳ございません。
 という感じで書き始めて、まだ書くことが特に浮かびませんので、最近私が始めた地域経済のための活動をちょっとだけ書きます。
 私はかねがね、ワンダーストレージホールディングスがただ大きくなり強くなり勝てばいいと思っていました。正直、絡んでくる会社には構わず突き進み、嫌がらせにもめげず突き進み、なんだかんだこの規模になり、今は北海道の民間最大の福祉事業者という目標も別にそう遠くないと思って経営しています。
 そんな中、ご存知の通り、私は23週0日というとても短い週数で3年前子供が生まれました。
 半年間保育器で過ごし、いつどうなるかわからない状態で父親として毎日NICU(集中治療室)で過ごしました。
 妻が手術室に運ばれるとき、外で待っていて、「なんで自分ばっかり…」とこみ上げる怒りをどこにぶつけていいかわからない感情でした。だって、100%障害が残る、生まれてくる確率も少ないそれでもお腹を切りますか?っていう選択だったわけですし。そんな感情の先、保育器に入った息子を見た時に、人生で初めて崩れ落ちて号泣しました。生きると確信したからです。そして、父親として負けの感情を持った事を心底恥じました。命って素晴らしいという感情と必死で生きようとしている息子を前にダサい父親であったことを心底恥じた悔しさによる号泣だったのでしょう。
 そして、さまざまな同意書に佐藤言地(げんぢ)を何回も書き、入院手続きをしました。令和元年8月4日とても暑い日でした。ここから私の経営者人生は大きく変わりました。
 ただ、会社を大きくし、富を分配する経営者ではなく、地域経済をも自分たちで考え得る事業を行っていきたいと思いました。
 ただただ、息子に恥じぬ生き方をしたかったのです。ワンダーストレージホールディングスは私が50歳になるころに、年商100億円企業になります。地域の経済と共に、地域の生活圏・インフラを創り、文化を創出する企業になりたいと決めました。
 そして、ビリオンズメーカークラブという年商10億円企業を北海道から量産する試みの活動を始めました。
 なんだかんだ半年運営してみて、志の高い会社60社になりました。社外の取締役や顧問のご依頼もいただき、ワンダーストレージホールディングスとのアライアンスビジネスもどんどん進んで行っています。
 孤独に大きな富を得る父親より、地域に貢献し人に分け与える父親の方がよほどかっこいいんだということを教えていきたいとも思っています。
 新春の挨拶が息子中心の話になってしまい申し訳ありません。私は、息子のヒーローである社長を目指していきます!(笑)
 そして地域の子どもたちが、「北海道の経営者」=プロスポーツ選手などと同等の憧れの対象になるように、新年からも努力していきたいと思います。

佐藤 肇祐

佐藤 肇祐Sato Keisuk

ワンダーストレージホールディングス株式会社
代表取締役 兼 CEO

株式会社セブンブレンチ 代表取締役