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2020.07.25

何を売ろうか

すべては最高速度で進ませなければ、キャッシュは尽きる・・・。

家計にも何も余裕は無く、場合によっては家賃の支払いさえ出来ない環境。まさに、創業期はそういう状況でした。
起業してみたものの、何を売ればいいのだろう?ということを私は決めていませんでした。しかし、北海道のマーケットを自分なりに分析していたので、
①高い比率でマーケットシェアを獲得できそうなビジネス
②差別化を加速させれば大手資本企業に勝ち目がありそうなビジネス
③北海道で今後まずくならなそうな業態
・・・この三つが、私のビジネスの条件でした。
やるからには「隙間産業」ではなく、「王道」で勝利したかったのです。
何もなかった私ですが(笑)上記3つに加え、
④参入障壁が高くないことも重要でした。
そこで・・・

1:医療(看護)
2:ソフトウェア(流通が絡まない)
3:観光(北海道はやはりこれ)
4:福祉(よくわからんが民間にシフトして在宅が強化されはじめたと聞いていた)

私の答えは、福祉事業スタート でした。
しかし、先行投資分を計算してみると、2万8千円では足りません。大体2百万円くらいは必要だ!でも、家に少なくとも13万円は入れたい。保険とか年金とかは突っ込まれるまですっ飛ばすしかない。じゃあ、ここを照準にしよう。

初任給11万円(社会保険なし)+3万円(夜バイト)それ以外は、すべて会社に突っ込む(笑)

という仮決めをし、売れそうなものを売ることにしました。
それが、現在もワンダーストレージクリエイションで販売している名刺です。600円で印刷所に100枚の印刷をしてもらうことを交渉し、販売価格を1600円(現金で頂けたら1500円)に決めました。
これが合同会社セブンブレンチの船出です。
5月24日朝8時 札幌駅北口 飛び込み営業にて名刺の販売スタート!!ちなみに私の名刺は、お金がなく白黒でペラペラでした。飛び込みスタートして十軒目くらいで、ちょうど1件受注を頂きました。
ここでお客様から言われて気付いたこと

・・・合同会社セブンブレンチには、固定電話が無かった・・・。

気づかなかった。やっちまったぜー!すべては勇足。

そしてその日は8時から夜10時半まで飯も食わず120件営業終了。実は18万円の売上を初日に立てました。
そして知り合いの店に夜のバイトへ・・・。
福祉事業スタートはいつできるのか?乞うご期待(笑)

佐藤 肇祐

佐藤 肇祐Sato Keisuk

ワンダーストレージホールディングス株式会社
代表取締役 兼 CEO

株式会社セブンブレンチ 代表取締役