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2022.02.15

伝える

コロナ禍の中、皆さんの頑張りに本当に感謝いたします。
未曾有の経済停滞の中、グループ一丸となり、乗り切っていきましょう!

さて、今回は、伝えるという項目についてお話します。

脳というのは、非常に厄介なものらしく、知識がちゃんと脳にインストールされるかどうかは、その後の行動にあるようです。
その中で、90%その知識が自分のものになるには、「教える」ということが必要だということです。

知識を得るということは、案外わかった気になっているだけらしく、自分でそれを実行、経験をし、「人に伝える・教える」をしてインストールされるらしいです。

社長という仕事をしていると、たくさんのタスク、情報をどれだけ早く処理をして、担当者に実行してもらうか?ということが一番のメインの仕事になってきます。つまりは、上手に相手にわかってもらい、実行してもらい、ウォッチし、PDCAに寄り添えるか?ということが、最大に仕事なんだと最近切に実感します。

会社の規模が大きくなると、「俺がやったほうが早いぜ!」ってことがご法度になります。いかに、役員や幹部に付加価値が少しでも今より高い仕事を覚えてもらい、任せられるか?との戦いで自分が先に進むことができます。
これがまた難しい!(笑)
例えば荒木常務の場合、はっきりと、「よくわかんないっす・・・」と言われます。
最初は、どこで飛び蹴りをするかどうか悩みました。
村瀬取締役の場合、「わかりました!すぐやります!」と言い、数時間後に、「すんません。やっぱりわかりませんでした・・・」と恥ずかしそうに社長室に入ってくることが多いです。
これはこれで、飛び蹴りの対象かもしれません(笑)
小松取締役の場合は、「うーん・・・それはいわゆる・・・要するに・・・わかんないです・・・。」と、どうした?その間は!と疑問に思うことが多いです(笑)ギャグセンスが抜群です!

このように、「わからないから教えてください」という素直な姿勢でいるので、伝わったか伝わってないかがわかりやすく、わかるまで手を変え品を変え、言い続けるというアクションが取れます。

わかりません!ということは、勇気がいる行動だと思います。
人間にとって相手との信頼関係もあるし、自分のアイデンティティを壊すことにもなりかねない行動です。

でも、先に進む、ミッションを実行するにあたり、素直さということはとても大事なことです。

会社に勤めている以上、会社の指示命令に従ってもらわないと困ることがたくさんありますし、ルールを守らない以上、いい結果が生まれません。
伝える側も相手に伝わっているかどうか気に掛けることを忘れず、聞く側も素直になり、わかるまで聞くということが何より重要なんだと思います。

皆さん・・・
素直な自分でいましょう!
そうすれば、成長しやすいですし、信頼もされやすいです!
せっかく働いている時間があるわけです。その時間で、自分の殻に閉じこもりカッコつけるより、何かができるようになる自分の方がよほど価値があると思いますよね?

人生はあっという間です。いろんな経験をして生きた方が豊か!と私は思います。

佐藤 肇祐

佐藤 肇祐Sato Keisuk

ワンダーストレージホールディングス株式会社
代表取締役 兼 CEO

株式会社セブンブレンチ 代表取締役