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サステナグロースカンパニーアワード授賞に関しての所感
2024.10.17
サステナグロースカンパニーアワード授賞に関しての所感
こんにちは。
今回の社内報はアワード受賞に関しての特集が組まれるそうで・・・。
自分が思っているより大きな賞で驚いています。この賞は、2010年に「グレートカンパニーアワード」という名前で始まり、船井総合研究所が成長戦略株式会社を完全子会社化したのをきっかけに今年から「サステナグロースカンパニーアワード」に名前が変更になったそうです。
そんなことはどうでもよくて(笑)受賞した事は素直に嬉しいです。
自分自身は賞などというものに全く興味がなかったのですが、今回は役員一同がそんな私には知られないようにチャレンジし12,000社のエントリーから11社の授賞枠を勝ち取った賞ということでよろこびもまたひとしお・・・という気持ちです。
(私に事前に言うと、「いいってそんなもんやらんくて ! 」って100%言われますwなので内緒でエントリーしたんですってw)
船井総研さんとは創業初期から講演を頼まれるという付き合いで、私の生き方もまあまあ知った仲。受賞が決まった時に、実はいろいろと私に対し連絡事項がありまして。まず「ブルガリホテルの宿泊(家族同伴OK)がプレゼントになります。」(へー、そうなの)
「前日は、16時から有識者・受賞者によるカクテルパーティーがありますのでご参加お願いします。」
「授賞式は正装です!くれぐれも正装です!ドレスコードです!」(え?ポロシャツじゃダメなの?)
「ふざけたりするのは佐藤社長絶対やめてください!」(いや!ふざけないし・・・)
「格式がある授賞式なのでそこはよろしくお願いします。」(釘刺してくるなー・・・ふざけないって)
「祝賀会の参加は佐藤社長お一人になります。」(人苦手&コミュ障だから本気でいきたくねーなー)
「授賞式は3000名以上の会社の経営者の方が参加になります。」(え?なんで?)
と言う感じで、当日いかにして逃げることができるかを本気で考えていました。察知した後藤・菊池両役員の「ここは会社のためだし!みんながここまで頑張ったのを社長、分かってますよね!?」と半分キレた態度での説
得により仕方なく参加する・・・という運びになりました。その際、荒木・久保両役員に慰めてもらったので本当に仕方なくです(笑)
1)カクテルパーティー
そもそも行くまで意味不明で・・・あー地位の高い方の社交場ね!って感じでした。普段常時ユニフォームの私からすると、スタイリストが付いている社長もいらっしゃり、世界の違いが身に沁みました。世界繋がりで、私は世界の山ちゃんの手羽先が似合ってるなーと(笑)
ブルガリホテルはとにかくめちゃくちゃ高級仕様。後藤・高橋ヒデ・今野が同行してチェックイン、身支度している時がいちばんのハイテンションだったかもしれません。
2)祝賀会
なんかすっごい立派なホテルにて60名くらいで会食でした。みんな名刺交換していましたが、人見知りの私は、ひとりで今半のすき焼き弁当に舌鼓を打っておりました。とっても美味しかったです。
3)授賞式
本当に3000人以上いる会場でした(笑)ふざけたくなる気持ちでいっぱいでしたが、何度も主催の方々に止められ釘刺され・・・。なんとか表彰され、壇上で写真を撮り、あちこちで写真撮影をし、プレスの方々にたくさん取材され、なんかあっというまの7時間でした。人生で一番気疲れした日でした。
この文章だと嬉しさが伝わらないので、うれしかった部分を少し挙げていきます。
1)創業メンバー兼、親友兼役員の柴田清剛へ一番最初に授賞のトロフィーを渡せたこと
2)会社のみんなが自分の思っている以上に熱狂的に喜んでくれたこと
3)兼ねてからスーツで役員達と集合写真撮りたいと思っていたのがこれをもって達成されたこと
4)周囲のパートナー企業の方々がこれまた自分ごとのように熱狂的に喜んでくれたこと
5)帰宅して家族にトロフィーを渡し、とても喜んでくれたことやっぱり人に喜んでもらうってとっても嬉しくて、もっと頑張ろうという気持ちになるとともに、こういう表彰などにもっとも興味がない自分も少しずつ変えていかなければならないなあ・・・いい歳だし!って気持ちはなりました。
最後に「この賞は今まで関わってくれた皆で獲得した・・・」と綺麗にまとめたいところですが、今までを振り返ると、「弊社や私と縁のない方々の方がとても多い歴史」でした。悔しい思いもいっぱいしました。本当に我々は力不足で脆弱でなにもできない会社でした。だからこそ唯々たくさん働き、ニーズがあれば誰よりも良いサービスをしようとしてきました。それでいて、社長にはついていけないと何度も言われました。お前らは福祉じゃない。お前らはすぐ潰れる。そういう言葉をなんども聞かされました。今、理念や信念のもとに筋肉質に強くなっていけたのは、その事に「なにクソ!負けてたまるか!いつか見てろよ!」という気持ちで10年くらいは経営してきたからかもしれません。本当に徳のないトップでした。
今は、過去の苦い経験も本当に感謝しなければなりません。みなさんのおかげでしっかり強くなれましたと。学べましたし、その時代をともに作ってくれてありがとうと思っています。
そして、今弊社で働いていただいている大事な仲間。そしてその家族の皆様。大事なパートナー企業の皆様。ステークホルダーの皆様。地域で愛していただけている皆様。
その人たちのためにも、しっかりと高い視座をもって地域経済の発展や社会課題の解決のため仲間とともに歩んでいく所存でございます。一緒に歩むからには誰よりも物心両面の豊かさや感動を与える会社として、またそれを牽引する役員の代表とて兜の緒を締め直し、毎日一歩を踏み出していきたいと切に思います。
これからも進化し続けるワンダーストレージホールディングスをご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
佐藤 肇祐Sato Keisuk
ワンダーストレージホールディングス株式会社
代表取締役 兼 CEO
株式会社セブンブレンチ 代表取締役