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社長ブログ
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目の前の一人か、社会全体か
(マクロ視点・ミクロ視店)
2026.07.01
目の前の一人か、社会全体か
(マクロ視点・ミクロ視店)
社内報も書き始めてもう60回になります。つまりは五年間、その時の経営の悩み・思いを描き続けてきたんだなーとびっくりします。
これからも書き続けていけるように経営努力をして生き残っていきますので、皆様のご愛顧をよろしくお願いします。
さて、本題に入りたいと思います。
私は経営者として、常にひとつの問いを持っています。それは、目の前の一人だけを幸せにするのか、それとも社会全体に幸せを届ける仕組みをつくるのか、という問いです。
もちろん、目の前の一人は大切です。困っている人がいれば助けたいし、苦しんでいる人がいれば支えたい。その気持ちは今も昔も変わりません。
しかし、会社が大きくなり、関わる人が何百人、何千人と増えていくと、経営者には別の責任が生まれます。
それは「全体最適」です。
一人のために特別なルールを作れば、その人は喜ぶかもしれません。しかし、その結果として他の人が不公平を感じることもあります。
一人の感情だけを優先すれば、その場は丸く収まるかもしれません。しかし、その判断が組織全体の未来を弱くすることもあります。
経営とは人気投票ではありません。誰かに好かれることでもありません。社会にとって必要なものを残し続けることです。
私は創業以来、多くの失敗をしてきました。
お金もない。
人脈もない。
後ろ盾もない。
モデルを掲げれば否定される。
挑戦すれば笑われる。
そんなことばかりでした。
それでも続けてきたのは、自分が褒められたいからではありません。もっと多くの人が安心して暮らせる社会をつくりたいと思ったからです。
私たちの仕事は介護です。
障がい福祉です。
医療です。
つまり、人の人生そのものに関わる仕事です。だからこそ、個人の善意だけでは足りません。どれだけ優秀な人がいても、その人が辞めた瞬間に崩れる組織では意味がありません。
どれだけ熱意があっても、仕組みにならなければ社会は変わりません。だから私たちは仕組みを作ります。<br
文化をつくります。
教育をつくります。
そして組織をつくります。
個人の頑張りに依存するのではなく、誰が来ても機能する組織をつくる。それがワンダーストレージグループの目指す姿です。
私は「本社だから偉い」「現場だから下」という考え方が大嫌いです。そんなものは存在しません。利用者様の人生を支えているのは現場です。ご家族様から信頼をいただいてるのも現場です。地域から評価されるのも現場です。
そして、その現場が最大限の力を発揮できるように仕組みを整えるのが本社です。役割が違うだけです。どちらが偉いという話ではありません。
私たちは全員現場です。
私たちは全員営業です。
創業以来、この考え方で会社を大きくしてきました。第16期に掲げる「機能配置型人事」も同じ発想です。肩書きや所属部署ではなく、その人が最も価値を発揮できる場所で戦う。会社都合ではなく、社会への貢献を最大化するために配置する。
そのための組織改革です。
私は目の前の一人だけに、自分の主観的な幸せを提供したいとは思いません。
私が目指しているのは、万人に対して静かで客観的な幸せを提供することです。
安心して暮らせること。
安心して働けること
必要な時に支援を受けられること
挑戦する機会があること。
家族と笑顔で過ごせること。
そうした当たり前を、当たり前に実現できる社会をつくることです。
派手ではありません。
しかし、社会に本当に必要なのは、そうした静かな幸せだと私は思っています。私たちは誰か一人のためだけに存在している会社ではありません。
地域のために存在しています。
社会のために存在しています。
そして未来のために存在しています。
これからもワンダーストレージグループは、目先の評価や人気取りではなく、社会に必要とされ続ける仕組みをつくり続けます。
万人に静かで客観的な幸せを提供する。
それが私たちの挑戦であり、存在意義だと考えています。

佐藤 肇祐Sato Keisuk
ワンダーストレージホールディングス株式会社
代表取締役 兼 CEO
株式会社セブンブレンチ 代表取締役