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第61回第16期に向けていま、あらためて伝えたいこと
2026.05.12
第61回第16期に向けていま、あらためて伝えたいこと
先日創業期の資料が出てきました。
その資料を見返していて、あらためて思ったことがあります。今、私たちが進めている「地域のプラットフォーム化」という考え方は、おそらく起業して2年目くらいから、すでに自分の中にあったのだと思います。
当時は、今のような会社の規模も、信用も、実績もありませんでした。自信があったわけでもありません。お金があったわけでもありません。銀行に行ってもまともに相手にされない。飛び込み営業をしても、ほとんど門前払い。それでも、自分たちには大きな希望がありました。
悔しい思いもたくさんしました。情けなくて涙が出る日もありました。怒りを力に変えた日もありました。その一つひとつを積み重ねながら、今のワンダーストレージホールディングスをつくってきました。
創業期、私や柴田、滝波は、月給13万円、社会保険もない状態で、歯を食いしばって会社を前に進めていました。ただ、これは「苦労してきたから偉い」と言いたいわけではありません。会社というものは、生き残り続けてこそ意味があります。そして、生き残るだけでなく、強くなり続けてこそ、仲間を守り、地域に必要とされ、次の世代に残していくことができます。
今、私たちの組織はもう小さくありません。従業員も増え、事業も増え、拠点も増えました。会社が大きくなれば、いいことも増えます。一方で、考え方の違いや、不満やすれ違いが生まれることもあります。
それ自体は、ある意味で自然なことだと思っています。。
人が集まれば、いろいろな感情があります。仕事をしていれば、うまくいく日もあれば、納得できない日もあります。「自分はこんなにやっているのに」と感じることもあると思っています。その気持ちも、私はわかります。
ただ、そこで少しだけ立ち止まって考えてほしいのです。
周りの仲間は、本当に何もしてないでしょうか。自分だけ頑張っているのでしょうか。誰かもまた、見ないところで踏ん張っているのではないでしょうか。
会社を良くしていくためには、制度や仕組みも大切です。でも、それ以上に大切なのは私たち一人ひとりが、どんな言葉を使い、どんな空気をつくり、どんな姿勢で仲間と向き合うかだと思っています。
同じ時間を使うなら、誰かを貶す言葉よりも、誰かの良いところを見つける言葉を使ったほうがいい。会社の悪いところだけを見るよりも、どうすればもっと良くなるかを一緒に考えたほうがいい。不満をぶつけあうよりも、未来に向けた行動に変えた方がいい。
その方が、きっと自分自身も、周りの仲間も、会社も、前向きになれます。私たちは、同じ国、同じ地域で生きる仲間です。
もちろん、仕事である以上、競争はあります。努力の差も出ます。成果の差も出ます。役割や責任の違いもあります。
でも、だからといって、仲間同士で貶し合う必要はありません。会社をなじることも、仲間を下げることも、未来を良くする力にはなりません。会社の生存とは、ただ売上を伸ばすことだけではありません。
「あの会社はいいよ」「あそこで働きたい」
「あの人たちと一緒に仕事がしたい」
そう言ってもらえる会社になること。人が集まり、仲間が育ち、物心ともに強くなっていくこと。それが、本当の意味で会社が生き残り、成長していく姿だと思っています。
思いだけでは、会社は守れません。力がなければ、あっという間に外部環境に押し流されます。
時代の変化に合わせる柔軟性も必要です。数字を見る力も必要です。現場を支える力も必要です。仲間を育てる力も必要です。そして何より、会社を良くしていこうとする前向きな空気が必要です。
5月からワンダーストレージホールディングスは第16期を迎えます。第16期は、私たちにとって大きな挑戦の期になります。今後、皆さんにも正式にお伝えしていきますが、新規物件も多数スタートしていきます。新しい拠点が増えれば、当然、新しい役割も増えます。拠点マネージャー、各種管理職、現場をまとめる人、事業を前に進める人、これから必要になるポジションは、たくさんあります。
そして、その中心を担うのは、今ここにいる皆さんです。会社は、誰か一人で強くなるものではありません。創業者だけでつくるものではありません。役員だけで動かすものではありません。現場で働く一人ひとりの姿勢、言葉、行動の積み重ねが、会社の文化になります。
その文化が、会社の信用になります。
その信用が人を集め、事業を育て、地域に必要とされる力になります。第16期私たちは、さらに大きな挑戦をします。だからこそ、皆さんには、会社を外から眺める人ではなく、会社を一緒に強くしていく仲間であってほしいと思っています。
不満があるなら、よくする力に変えてほしい。悔しさがあるなら、成長する力に変えてほしい自分の頑張りを認めてほしいなら、周りの頑張りにも目を向けてほしい。
私たちは、まだまだ強くなれます。もっといい貨車になれます。もっと地域に必要とされる存在になれます。これからのワンダーストレージホールディングスを、一緒につくっていきましょう。第16期も、よろしくお願いします。

佐藤 肇祐Sato Keisuk
ワンダーストレージホールディングス株式会社
代表取締役 兼 CEO
株式会社セブンブレンチ 代表取締役